【独身40代の孤独さは異常】どうすればいい？―独身40代女性20名の現実

　未婚化・晩婚化が進んでいます。40代女性の約30％は独身という時代になりました。

　独身は自由で気楽というメリットがある一方で、寂しさ・不安といった負の側面もあります。

　この記事では、独身40代女性20名の方に「普段の生活で感じる孤独さ」について話してもらった結果を紹介します。

　40代独身を選んだ理由、生活で孤独を感じるとき、老後への不安、孤独を和らげる工夫などについて聞いてみました。

　独身40代女性の方はぜひ読んでみてください。

独身40代女性20名のプロフィール

　最初に、独身40代女性20名のプロフィールを紹介します。

年齢：平均 42.7歳

年齢	割合（％）
40～41歳	40
42～44歳	35
45歳	25

　20名の多くが40代前半。平均年齢は42.7歳でした。

婚姻歴：未婚 9割

婚姻歴	割合（％）
未婚	90
離婚	10

　40代女性20名のうち、90%（18名）が未婚、10%（2名）が離婚歴がある方でした。

一人暮らし ／ 実家暮らし：半々くらい

世帯	割合（％）
一人暮らし	45
実家暮らし	55

　単身生活する女性と家族と一緒に暮らす方がちょうど半々くらいでした。

　一般的に、実家などで家族と一緒に暮らすと、寂しさや孤独感は和らぐと言われています（出典：内閣官房「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査（令和４年実施）」）。

独身40代の孤独さは異常に強い

　独身40代が感じる孤独さは、配偶者有無・年代のいずれの観点でみても、強いことが分かっています。

独身は既婚と比べて孤独

婚姻状態	孤独を頻繁に感じる方の割合（％）
未婚	9.7
既婚	3.0

　独身は、家庭内の会話やふれあいがないことから、既婚者と比べると日常的に寂しさを覚える方が多いです。

40代は孤独を感じやすい世代

世代	孤独を頻繁に感じる方の割合（％）
16～19歳	5.2
40～49歳	5.9
70～79歳	2.7

　40代は、若い10代や高齢の70代と比べて、 孤独さを頻繁に感じることが分かっています。

　今の40代は、未婚化が進み、同居人や恋人がいない方が多い、所得低下で年金や暮らしに不安をもちやすいなど様々な孤独要因が高まっている世代です。

　独身40代の孤独さは、独身の孤独さと40代の孤独さのかけ算。寂しさが増幅されています。

　多くの独身40代は普段から強い寂しさを感じる傾向があります。

独身40代女性の孤独さの特徴と異常

　独身40代は他の世代や既婚者と比べて孤独を強く感じやすいですが、中でも独身40代女性の寂しさ・孤独さは異常レベルと言えます。

　ここでは、独身40代女性の孤独さの特徴と異常について紹介します。

孤独さの特徴は5つ

　独身40代女性の孤独さの特徴は、大きく分けて5つです。

◇ 独身40代女性の孤独さの特徴
①　結婚出産する友人の中で浮く存在
②　結婚出産する可能性が低い寂しさ
③　親しい異性がいなくて人恋しい
④　低所得から来る金銭的な悩み
⑤　単身高齢への漠然とした不安

① 結婚出産する友人の中で浮く存在

　未婚化・晩婚化によって40代の独身は増えましたが、全体の20％と同世代では少数派。

　40代は、多くの既婚友人に囲まれて孤立しやすい世代です。

② 結婚出産する可能性が低い寂しさ

　独身40代は、多くの既婚友人に囲まれて孤立しやすい世代。

　中でも、独身40代女性は、将来結婚出産する可能性が低いと感じているため、これから長い人生、ひとりぼっちで生きていかなければいけない・・と感じやすくなっています。

　独身10代女性は結婚出産を諦める年代でなく、逆に高齢女性は結婚出産を考える世代ではありません。

　結婚出産を諦めぎみの独身40代女性は、これから長く続く人生を一人で生きていかなきゃいけないんだ・・といった閉塞感を感じやすくなっています。

③ 親しい異性がいなくて人恋しい

　結婚出産している友人に囲まれて疎外感を感じ、結婚出産していく将来もみえず諦めぎみの多くの独身40代女性。

　ただ、いくら社会が発展しても、本当に一人でたくましく生きていける人間はわずかです。

　独り身が長い40代独身女性でも、やっぱり、一緒に笑ったり、相談したり、肌を寄せ合ったりできる親しい異性を欲しくなることもあります。

　一般的には、親しい異性がいないことで、孤独が強まります。

　実際、身近な相談相手は孤独を和らげることが知られています。

相談相手	孤独を頻繁に感じる方の割合（％）
なし	19.5
あり	3.2

男友達・恋人がいない独身40代女性は多い

男友達・恋人はいる？	割合（％）
いる	25
いない	75

　男友達・恋人がいない独身40代女性は多く、今回の20名の独身40代女性では75％の方が、男友達・恋人がいないという結果でした。

　男友達・恋人がいない理由は人それぞれ。恋愛の傷心を重ねて疲れた、出会いがない、なんとなく自信がない・・といった感じです。

　男友達・恋人がいない独身40代女性は、友達・恋人がいる独身40代女性と比較すると、孤独を感じやすくなっています。

④ 低所得から来る金銭的な悩み

　日本では、賃金の伸びが抑えられていることが大きな社会問題になっています。

　女性の賃金は月額27万程度。男性と比べて低い状態が続いています。

　年金支給年齢は引き上げ（60→65歳）られました。

　こういった経済環境の中で高齢になったら生活できるのだろうか・・と不安をもつ独身40代女性は多いです。

　実際、40代女性の平均的な年収の方は、高収入の方と比べ、孤独が2倍程度大きいことが知られています。

世帯年収	孤独を頻繁に感じる方の割合（％）
200～299万円	5.0
300～399万円	4.1
700～799万円	3.3
1,000～1,499万円	1.9

　独身40代女性が抱える経済的な老後不安は本人の孤独をさらに強めています。

⑤ 単身高齢への漠然とした不安

　独身40代女性は、夫がいませんし、未婚の場合には子供もいません。兄弟姉妹がいない方も多いですし、兄弟姉妹がいても疎遠になっている方もいます。

　独身40代女性は、将来、病気や要介護になったときに自分の面倒を見てくれる人はいるんだろうか・・といった不安を感じやすく、単身高齢への不安が孤独を強める要因の１つとなっています。

孤独さの異常1＝様々な不安と孤独原因が一気に襲う

　20代・30代ではあまり感じられなかったいろいろなタイプの不安や孤独の原因が40代となって一気に襲ってくる点が、独身40代女性の孤独が「異常」と感じてしまう本質です。

◇ 一気に押し寄せる40代女性の不安・孤独さ原因
①　結婚出産する友人の中で浮く存在
②　結婚出産する可能性が低い寂しさ
③　親しい異性がいなくて人恋しい
④　低所得から来る金銭的な悩み
⑤　単身高齢への漠然とした不安

　人と人のつながりを作ることで孤立を減らし、自分が生き生きとできる生活を送ることで、孤独を和らげることができます。

孤独さの異常2＝孤独から抜け出す出口を見つけにくい

　いろなタイプの不安・孤独原因が一気にやってくる独身40代女性。

　独身40代女性の孤独は強く、異常レベルとも言えます。

　独身40代女性が抱える孤独は、「人間関係に関する孤独」「経済的な孤独」「将来的な孤独」と様々なタイプの集合なので、孤独を和らげるために、どこから手を付けていいのか分からない・・といった閉塞感を感じやすくなっています。

　「孤独から抜け出す出口を見つけにくい」感覚も独身40代女性の孤独の異常さです。

　独身40代女性には、結婚や夫婦という形式にあまりとらわれずに、これから先仲良くなれそうな異性のパートナーを探してみることをオススメします。

　自分の生活スタイルに合う異性のパートナーと仲良くなって、笑顔がさらに増える生活を送っていただきたいと思います。

生活の中で独身40代女性が孤独を感じる場面

　日常的に孤独を感じている独身40代女性20名のみなさん。

　普段の生活の中で孤独を感じる場面について話してもらいました。

◇ 独身40代女性が孤独を感じる場面
①　孤食
②　独り寝
③　真っ暗で無音の帰宅
④　会話しない日が続くとき
⑤　盆・暮れ・正月などのイベント時期
⑥　周りの家族生活と触れたとき

　大きく分けると、人とのつながりが薄い（孤立）ために日常的に感じる孤独（①～④）、孤立を強く自覚させられたときに感じる孤独（⑤～⑥）という結果でした。

　何かの人とのつながりを作ること、自分の生活スタイルに合う異性のパートナーを見つけることが独身40代女性の孤独を和らげるために大切と言えます。

孤独を感じる場面	感じる女性の割合(%)
① 孤食	15
② 独り寝	5
③ 真っ暗で無音の帰宅	10
④ 会話しない日が続くとき	5
⑤ イベント時	15
⑥ 周囲の家庭との接触	55

　周囲の家庭と接触（例えば、知人友人の家庭の話を聞く）したときには、孤独感を強く刺激します。

　こういった孤立を強く自覚させる場面では、みじめな気持ちになり、孤独を感じる女性が多かった（全体の半数くらい）です。

① 孤食

　ご飯はみんなでわいわいしながら食べるから美味しいという部分もあります。

　自分のためだけに食事を作っても張りがでず、ひとりぼっちで静かに食事するのも寂しいものです。一人食事を終えて、皿やお茶碗を洗うときにもなんとなくむなしく感じることもあります。

　友人の幸せそうな家庭生活といったはっきりした刺激を受けなくても、普段の生活で毎日一人の食事をすることで孤独を感じやすくなります。

　友人知人と軽く食事をするだけでも孤独は少し和らぎます。

② 独り寝

　人間は、何かに夢中になっているとき、集中しているときは、脳がその処理に使われているので、孤独を感じにくくなっています。

　逆に、ホット一息入れるとき、リラックスしているときは、孤独を感じやすいです。

　独り寝は、冬の寒い季節に温かい人肌の記憶がよみがえりやすいので、それが刺激になって孤独を感じやすくなります。

③ 真っ暗で無音の帰宅

　帰宅したとき、明かりがついていて、人々の声が行き交い、温かい空気になっているだけで、多くの人が気持ちがリラックスしてホットします。

　実際、同居人がいない方は、同居人がいる方と比べて、2倍以上の頻度で孤独を感じることが知られています。

同居人	孤独を頻繁に感じる方の割合（％）
いない	9.2
いる	4.1

　40代独身女性の多くは一人暮らしです。真っ暗で無音の帰宅。真冬は自宅の部屋が外気と同じくらい冷え切っています。一人暮らしの女性の帰宅時も、日常の中で、孤立を自覚させやすい刺激と言えるので、孤独を感じる方もいます。

④ 会話しない日が続くとき

　最近は、働き方改革もあって、在宅でお仕事をする人は増えています。

　独身40代女性の中には、一人暮らしをしつつ、在宅ワーカーとして働く女性もいます。

　こういったタイプの女性は、外に出る機会があまりなく、何日も人と会話しない場合もあります。長い間人と会話しないことで、孤立を意識して、孤独を感じることもあります。

⑤ イベント時

　独身40代女性は、日常生活では、さほど孤独を感じませんが、孤立を強く意識させるような場面に直面すると、刺激されて孤独を感じやすくなります。

　例えば、お盆・正月などのイベント時、実家に帰り、家族・親戚と会ったときなどには、自分の置かれている日常とはっきり違う賑やかさがあるので、多くの独身40代女性は孤独を感じています。

⑥ 周りの家族生活と触れたとき

　独身40代女性が最も孤独を感じやすい場面が、周りの家族生活と触れたとき。

　孤立している自分と、周りの家族の賑やかさを比較することで刺激を受け、普段はあまり感じていなかった孤独をしんみり感じる独身40代女性はとても多いです。

仕事中、独身40代女性は孤独を感じにくい現実とその理由

　なんらかの孤独を感じている独身40代女性の20名のみなさん。

　しかし、普段の生活と違って、仕事中に孤独を感じる方は少なかった結果でした。

仕事中、孤独を感じる？	女性の割合（％）
感じる	10
たまに感じる	40
感じない	50

　お仕事は単に生活費を稼ぐ手段ではありません。

　お仕事は社会的な孤立を防ぐ機能があるので、むしろ孤独を和らげる手段になることが多いです。

仕事中、独身40代女性は孤独を感じにくい理由：仕事は社会的な孤立を防ぐため

仕事は社会的孤立を防ぐ

仕事	孤独を頻繁に感じる方の割合（％）
失職中	9.9
正社員	5.0

　例えば、正社員で働いている独身40代女性の方がある日失職すると孤独感を約2倍感じることが知られています。

　失職すれば目先の生活不安が発生することがありますが、生活不安と孤独感は別物です。

　正社員など働くことで、普段から周りに人がいて社会的に孤立しにくくなるので、結果的に、孤独を感じにくくなります。

孤独は、寂しいというような主観的な「感情」のことです。一方、孤立は、客観的に見て他者とのつながりが少ない「状態」を指します。孤独を感じている人は孤立していることが多く、孤立している人は孤独を抱えやすいという特徴があります。

引用：医師・病院と患者をつなぐ医療検索サイト | メディカルノート (medicalnote.jp)

フリーランスは会社員よりも孤独を感じにくい

仕事	孤独を頻繁に感じる方の割合（％）
失職中	9.9
正社員	5.0
フリーランス	3.3

　仕事をすることで、社会とのつながりが発生し、孤立が薄れ、孤独を感じにくくなります。

　ただし、孤立が薄れても、周りとなじめない・理解しえない場合には、逆に孤独を感じやすくなってしまうことも分かっています。

誰にも理解されないとき、孤独感や無価値感を抱えやすくなります。この世でたった一人になったような、誰とも分かり合えないような、悲しい気持ちになるでしょう

引用：誰にも理解されないのが苦しい。悲しみを解消するには。｜オンラインカウンセリング うららか相談室 (uraraka-soudan.com)

　独身40代女性は、結婚出産する可能性が低い寂しさを内に抱えていることが多く、周囲にいる方の家族や子供の話を聞くことで、疎外感から孤独を感じやすくなります。

　既婚の社員は、職場で家庭話をすることも多く、その輪の中に独身40代女性社員が入りにくいので、その分、疎外感や孤独を感じることもあります。

　フリーランスは、職場でたくさんの既婚者と一緒に仕事をすることはほぼないので、家庭や結婚を感じて疎外感や孤独を感じにくい働き方でもあります。

職場の家族や子供の話に戸惑うDさん（独身40代女性）

会社員からフリーランスになり孤独感が減ったEさん（独身40代女性）

独身40代を襲う老後不安と孤独

　人生100年時代。寿命が延び、高齢で過ごす時間が長くなりました。

　老後を自分のこととイメージしやすい40代は、健康、生きがい、お金など、老後不安を感じるときが増えてきます。

　特に独身40代は、ひとりぼっちで長い老後を乗り切れるか不安を抱える方が多いです。

　ここでは、独身40代に一気に襲う老後不安と老後不安が孤独を強める理由を紹介します。

◇独身40代に一気に襲う老後不安
①　親や兄弟姉妹は頼りにならない
②　年金だけで暮らしていけない
③　要介護・病気のときに頼れる身内がいない
④　孤独で生涯を終える予感

老後不安は独身40代に一気に襲いかかる

　主な老後不安は、体力低下・病気・家計（年金など）。

　老後の将来不安は、40代で一気に高まり、60代が抱える将来不安とほとんど変わらないくらいです。

　40代の7～8割くらいはこういった将来の老後不安を感じているのが現実。

　高齢不安は40代に一気に襲いかかります。独身は、老後を一人で生きていけるかという気持ちをもっているので、独身40代が抱く将来不安は非常に強いです。

老後不安はふとした時にぼんやり感じる

　独身40代にとって、老後まで数十年あります。

　老後不安は、かなり先の将来不安。

　40代は日常的に忙しい世代。普段から老後不安を強く感じる方は少なく、なにかのきっかけでふとぼんやりと老後を心配する40代は多いです。

独身40代の高齢不安は孤独感に変わりやすい

　独身40代に一気にやってくる老後不安。

　周りに不安を話したり相談できる方がいると孤独を感じにくいですが、独身40代は配偶者がいないので、既婚と比べると相談相手が少ない傾向があり、老後不安を相談できないことで孤独はかなり強くなります。

　一緒にご飯を食べたり、夜は人肌を感じて、何気ない会話で笑い合えるようなパートナーを探していただきたいと思います。孤独感はぐっと減って、幸福度は高まります。

不安1：高齢の親や兄弟姉妹は頼りにならない

　今は親が健在でもいつかは旅立つ日がやってきます。

　親以外の身内においても、すでに兄弟姉妹と疎遠になってしまった40代女性もいます。

　独身40代女性の中には、将来、自分が老後になったときに、様々な面で頼れる身内がいない、親・兄弟姉妹はあてにできないことを不安に感じている方もいます。

不安2：年金だけで暮らしていけない

　様々な物価が上がる中、老後は年金だけで暮らしていけない、貯金も十分じゃない、経済的不安を抱える現役世代は多いです。

　国民年金の場合、全期間保険料を納めた場合でも、月額7万円弱程度。高齢女性が一人暮らししていくには心許ない金額です。

　人とのつながりに加えて金銭的な面でも、多くの独身40代女性は老後不安を抱えています。

不安3：要介護・病気のときに頼れる人がいない

　老後の心配は、だいたいお金のことと健康のこと。

　誰しも年を取り、高齢になれば身体もいろいろガタガタしてきます。

　将来、自分が要介護・病気になったとき、そばで面倒を見てくれる人がいないことを悲しんだり、不安になったりする独身40代女性は多いです。

不安4：孤独で生涯を終える予感

　独身40代女性は十分に親しい異性を作れる年代ですが、今までの自分の人生を振り返り、これから先ずっと孤独のままで生涯を閉じてしまう可能性について思いをはせ、切なく悲しい気分になる40代女性もいます。

40代独身の理由は自分に合った異性を教えてくれる

　40代を独身で過ごす女性20名のみなさん。

　20～30代で結婚せずに未婚の方もいますし、離婚してシングルになった方もいます。

　「独身」という生き方を選んできた理由は人それぞれ。独身理由は、大きく分けると、「高い理想」「一人好き」「やむを得ない事情（持病・介護・モテない等）」の3つです。

　40代独身の方は、異性との関係をあまり望んでいないんじゃない？と誤解されそうですが、全くそんなことありません。

　多くの独身40代女性は、親しい異性を求めています。親しい異性を作ることで、ぐっと孤独が和らぎます。

独身理由①「高い理想・なんとなく一人」

　既婚女性の約95％は、39歳までに結婚しています。

　多くの女性が20～30代で結婚していく中、40代未婚女性の中には、男性の理想が高かったり、なんとなく独身を続けている方もいます。

　こういうタイプの女性は、恋愛で酷い傷心をしたなどのトラウマが比較的に少なく、結婚への意欲は高い傾向があります。

　実際、独身40代女性20名の半数は結婚に前向きという結果でした。

結婚したい？	独身女性20名の割合（％）
はい	50
いいえ	45
その他	5

　何気ない日常を笑いながら暮らせるパートナーがいればそれだけで心強く、孤独感はぐっと下がります。

　結婚を望む40代女性には、誠実な男性が多いと評判の婚活アプリとサポートに定評ある結婚相談所がオススメです。

　40代女性におすすめ結婚相談所「サンマリエ」の評判・口コミについて別の記事にまとめました。

【サンマリエ】40代男女4名の利用体験談を紹介！

独身理由②「一人好き」

　独身40代女性の中には、もともと人づきあいが苦手、一人が楽という理由で、結婚せず独身でいる方もいます。

　ただ、結婚は希望しない場合でも、孤立から孤独感を感じる方は多く、結婚という形式にとらわれない親しいパートナーを望む方は多いです。

独身理由③「持病・親の介護・モテないなどの事情」

　持病・親の介護・モテないなど、本人や周りの事情があって、結婚していない40代女性もいます。

　結婚を遠ざける事情があって独身を続ける40代女性は、結婚はあまり望まないものの、どちらかといえば結婚という形式にとらわれない親しいパートナーを望む傾向があります。

　結婚していなくても、相談できる相手がいる、仲の良い異性がいるだけで、孤独は薄れ、幸福感は高まります。

　40代女性が、恋活・友活などパートナーを探しやすいサービスを紹介します。無料なので、気軽に利用してみてください。

独身40代女性の孤独感を減らす工夫と対策－20名の体験談

　普段の生活の中で孤独を感じることがある、独身40代女性20名のみなさん。

　孤独を和らげる工夫について話してもらいました。

◇ 独身40代女性の孤独感を減らす工夫と対策
① 実家暮らし
② 男友達・恋人
③ 同性の友人
④ 趣味・運動
⑤ 旅行
⑥ 地域コミュニティ参加
⑦ 仕事をする

① 実家暮らし

　同居人の存在は孤独を和らげることが知られています。

　独身40代女性20名の約半数が実家暮らし。

　実家暮らしをする独身40代女性の約8割は、実家暮らしで寂しさが減っていると話してくれました。

② 男友達・恋人

　独身40代女性20名のうち、約1/4の方が「恋人・男友達がいる」という結果でした。

　夫でなくても、恋人や仲の良い男友達がいると、日常の何気ない話をして気が紛れたり、相談することで気持ちが穏やかになるので、孤独を感じにくくなります。

　逆に、相談相手がいないことで、孤独感は強まることも知られています。

　日常的に寂しさを感じる独身40代女性の方は、結婚相手に限らず、広い意味で恋人や親しい男性（パートナー）をみつけることで、孤独感が減って安らぎある暮らしを送ることができます。

③ 同性の友人

　恋人・異性の友人だけでなく、同性の友達と交わることで、ひとりぼっちの感覚は薄れていきます。

　男性には話しにくいデリケートな内容であっても、同性の友人に対しては相談しやすいこともあるので、同性異性に関係なく、気の置けない友達作りは、寂しさを減らすのに有効です。

④ 趣味・運動

　スポーツ・趣味・ボランティア活動などの社会活動に参加することで、孤立が薄れるので、孤独を感じにくくなることが知られています。

社会活動	孤独を頻繁に感じる方の割合（％）
不参加	6.7
参加	2.8

　独身40代女性の中でも、運動・趣味を積極に楽しんで、孤独感を和らげている方が多かったです。

⑤ 旅行

　旅行など外出をすることで、寂しさはぐっと減ることが分かっています。

外出	孤独を頻繁に感じる方の割合（％）
外出しない	16.0
週1～2日外出	4.5

　旅行は外出による気晴らし効果が高いので、ちょっとした日帰り旅行などを生活の中に上手く組み入れることをオススメします。

⑥ 地域コミュニティ参加

　スポーツ・趣味・ボランティア活動と同じように地域のコミュニティに参加することでも、孤立する時間が減って、ひとりぼっちの寂しい時は減っていきます。

⑦ 仕事をする

　仕事という言葉にはあまりいいイメージがない方もいますが、仕事は単に生活の手段ではなく、社会からの孤立を防ぐ役割もあります。

　自分らしく生き生きと働くことで、孤独感がぐっと減ることも知られています。

　老後になっても、社会とつながってなにかの形で貢献していくことで、生活に張りがでて、寂しさは大きく減っていきます。

孤独を感じる独身40代女性の半数以上が結婚を望んでいる

　孤独を感じる独身40代女性20名のみなさん。その中で結婚に前向きな方は約半数（11名）でした。

　大好きな人と結婚。子供を作って温かい家庭を・・といった20～30代女性が感じている結婚への想いとは違って、日常生活で寂しさを感じる独身40代女性の多くが描く結婚像は「そばに居てくれることで、安心して笑顔で暮らせる」男性との同居。

　結婚にもいろんな形・目的がありますが、相性がいい異性と暮らすことで、孤独はかなり和らぎます。

独身40代女性11名おすすめの婚活：「知人友人の紹介＆結婚相談所」

40代女性におすすめの婚活	割合（％）
知人友人の紹介	63.6
結婚相談所	36.4
婚活パーティー	18.2
婚活アプリ	9.1
合コン	0.0
街コン	0.0
その他	0.0

　独身40代女性のうち結婚に前向きな11名の女性に40代におすすめの婚活を聞いてみました。

　40代の婚活は厳しいので、結婚に直結しやすい「知人友人の紹介」「結婚相談所」が選ばれました。

　40代女性におすすめの婚活記事を紹介します。よかったら参考にしてみてください。

◇ 40代女性におすすめの婚活記事
【婚活】40代女性の婚活の現実は厳しい・・どうすればいい？―女性20人の体験談
【婚活】40代独身女性の実家暮らしは痛いって言わないで！−女性13人の婚活体験談

40代女性におすすめの結婚相談所

　今回の20名の40代女性以外の方の体験談を含めて、40代女性におすすめの結婚相談所を3つ紹介します。

① おすすめ 1つ目：パートナーエージェント（一押し）
② おすすめ 2つ目：サンマリエ（料金高め、質が高いサービス）
③ おすすめ 3つ目：エン婚活エージェント（料金格安）

　①パートナーエージェントが、30～40代に一押しの相談所。成婚率が高く、40代女性が活動しやすい会員年齢層です。相談所からのサポートが手厚く、料金はリーズナブルなので、利用しやすいと思います。

　②サンマリエが、次におすすめ。料金はパートナーエージェントよりも高めですが、サービスの品質が非常に高い相談所です。

　③エン婚活エージェントは、忙しく手軽に婚活したい40代女性におすすめ。料金は格安なので、婚活アプリから乗り換えしやすい点もメリットです。

① パートナーエージェント

①　2006年創業の大手結婚相談所
②　成婚率NO.1を掲げ、実績は豊富。安心感があります。
③　”諦められない”30～40代独身の方に一押しの結婚相談所です。
④　無料個別相談会を受け付けています。オンラインも可能です。

② サンマリエ

１）老舗の大手結婚相談所。創業40年以上、成婚実績は豊富です。
２）全国23店舗と44サテライト。通いやすいです。
３）会員数は業界最大級8万人以上。理想のお相手を探しやすい相談所です。
４）カウンセラーのサポートに定評があります。
５）ローン決済などもあるので、無理なく婚活をスタートできます。

③ エン婚活エージェント

①　オンラインで婚活を進める結婚相談所「エン婚活エージェント」
②　利用者は、独身証明書・収入証明書を提出するので安心して婚活できます。
③　成婚者のうち90％の方が活動開始1年以内に成婚
④　月会費は格安。月会費以外の費用（成婚料、お見合い料、相談料、解約料など）は一切不要。
⑤　忙しい30～40代の独身の方に特におすすめの相談所です。